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暑い時期は犬の手入れも時短テクニックをフル活用

暑い季節を迎えると犬も夏バテ、疲労感が増すもの。中には食欲不振になってしまうことも。日頃から愛犬のお手入れをすることは大切ですが、この時期は身体に負担をかけないよう、少しでも短時間で終わらせることを何より優先して取り組んであげましょう。

今回は、犬のお手入れの時短テクニックを紹介します。

リンスインシャンプー、強力ドライヤーなどをフル活用

暑い季節とはいえ愛犬のシャンプーは欠かせないお手入れ。シャンプーはしっかりと汚れを落とし、抜け毛を取り切ろうと思うとつい所要時間が長くなりがちです。

しかし、自宅浴室でシャンプーをする場合、室内にこもった湿気と水蒸気は想像以上に犬の体温を上げてしまっています。

自宅で暑い時期にシャンプーをする場合は

  • 事前にブラッシングを終え余分な抜け毛を取り除いておく
  • カットをする場合はシャンプーの前に荒く済ませておく(細部を整える作業のみ乾燥後に行う)
  • 洗面器にシャンプーを入れ希釈した状態で体にかける
  • リンスインシャンプーを使う

という方法がおすすめです。

あらかじめ余分な被毛を取り除いておくことで泡立て、すすぎ、乾燥の時間を大幅に短縮することが出来ます。

その上シャンプーが体にスムーズに馴染むようにあらかじめ希釈し水になじませておくと、泡立て時間も大幅に短縮することが出来ます。

暑い時期のシャンプーは所要時間を少しでも短縮してあげたいので、リンスとシャンプーを一度で済ませることの出来る製品は大変重宝します。

また、シャンプーを選ぶ際は、”泡切れがよくすすぎ時間が短く済むこと”も重視してあげましょう。

海外製品の中には粘り気が強く泡切れのよくない製品もあるので、この時期のシャンプーは国産、無添加、自然由来の成分でできていると安心して使用することができおすすめです。

また、熱中症の危険からたびたび話題にあがるドライヤーも家庭用製品は、小型で風量が弱いので利用時間が長くなりがち。そのような場合は美容室で使用する業務用モデルを購入したり、ペット用の大容量のドライヤーがおすすめです。いずれも風量は家庭用製品の数倍と強いので大幅に作業時間を短縮することが出来ます。

ノミダニに特化した製品は扱いに注意を

暑い時期になるとノミダニに効果のある製品もたくさん登場します。これらの製品を使用する時は必ず説明書、注意書きを読み安全に正しく使用しましょう。

ノミダニに関する製品には、寄生を予防するためのものと駆除を目的としたものがあります。いずれの製品も通常のシャンプーですが、中には刺激が強い成分を含むものも。使用にあたっては必ず効果効能、犬への影響を考えきちんと判断をしましょう。

寄生、駆除を目的とした製品であれば動物病院でも取り扱いがあるのでかかりつけ医に相談をしてもよいでしょう。

パグ、フレンチブルドッグなど短鼻種は熱中症に要注意

パグやフレンチブルドッグのように鼻が短い顔立ちをしている犬種は、その他の犬種にくらべ体温が上がりやすいという特徴があります。

短時間のつもりで行っているシャンプーやドライヤーでも熱中症になってしまう危険性があります。

ただこのような犬種は被毛が短く、さほど汚れが付着することもないので、暑い季節のお手入れは固くしぼった濡れタオルで全身を拭きあげるという方法でも十分です。

体臭が気になる、海や川で遊ばせたといった場合は、シャンプーが必要ですがそうでない場合はできる限り負担をかけないことを優先してあげましょう。

シャンプーを自宅で済ませる場合は15分以内に締め切った浴室から出られるように時間の目安をたて、シャンプー後は涼しい場所で静かに過ごせるよう工夫をすることが大切です。暑さがおさまらずに、舌を出して短い呼吸を繰り返している場合は、おやつとして氷を上げると次第に解消され平常時の状態に戻りやすくなります。

氷だけでは関心を示さない場合は、あらかじめ氷の中に小さなジャーキーを入れ凍らせておくと、途端におやつとして大喜びしてくれるようになります。

暑さと疲労のダブルパンチを避けることが大切

暑い季節は日々の散歩、日常生活だけでも慢性的な疲労状態になりがち。いつもと同じ手順、同じ時間でシャンプーを済ませていたはずが不意に体調を崩してしまうこともあります。

犬のお手入れには徹底した時短テクニックを活用し、できる限り負担のかからないよう工夫をしてあげましょう。

ただありがちな失敗例としてシャンプー後にタオルドライをし、扇風機の風を直接当てるという方がいます。この方法は風を送り自然乾燥をさせたいという意図はあるものの、実際にはシャンプーで上がった体温を急激に冷風で降下させることになりかえった体に負担をかけてしまいます。特に高齢犬の場合風邪の原因にもなるのでおすすめできる方法ではありませんので、注意しましょう。

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カテゴリー: スキンケア

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Docpal編集部

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